コラム
お米はいつから食べられてる?お米の歴史について
毎日食べているお米ですが、誰が作り、いつから食べられるようになったのでしょうか。
今回は、日本にお米が伝わった経緯や時代背景について、詳しく解説します。
◇お米の誕生?
お米は約6000年前、インドのアッサム地方で生まれ、そこから西南アジアやアフリカへ広まり、約5000年前に中国に伝わりました。
日本に稲作が伝わったのは縄文時代晩期かそれ以前とされ、伝来ルートには中国から直接、朝鮮半島経由、または台湾経由の説があります。初めての栽培方法は「直播栽培」だったと考えられています。
◇日本でのお米の歴史
弥生時代には稲作農業が完成し、静岡県の登呂遺跡などで弥生水田が発見されています。
水田には杭や畦が整備され、用水路も作られ、稲作が盛んに行われていました。
奈良時代には「墾田永年私財法」が制定され、開墾した田んぼが私有地となり、貴族や寺院が農民を雇って土地を増やし、権力を強化しました。
戦国時代になると、米は軍事物資として重要視され、経済・軍事・政治的な力を持つ土地が重視されます。
豊臣秀吉の「太閤検地」により、江戸時代には石高制が導入され、土地の価値は米の収穫高で測られました。
「加賀百万石」はその例で、150万人を養える土地を意味します。
しかし、農民は年貢として大量の米を納め、十分な食糧を確保できなかったとされています。
当店では、新鮮なお米をお届けするため、玄米を低温保管し、自社工場で精米しています。
大津市の店舗と通販で販売中です。
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